2児の父は、休肝日200円積立てる

育児、お酒、お金などのことを気ままに発信。休肝日は「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」に200円を積立てている。

【比較】eMAXIS Slim積み立てたいので比べてみた【投資信託】

いい加減旅行に行きたいけど行けてない二児の父リーマンです。

 

今回、諸事情で新しく投資信託を積み立てたいと思い、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019」を7本受賞しているeMAXIS Slimを比較しようと思いました。

eMAXIS Slimのコンセプト「業界最低水準の運用コストを目指し続ける」は、まさに長期投資にうってつけですからね。

私もいくつかは持ってますが、もう一回みてみましょう。

7本の比較

では、早速、受賞の7本の直近の成績を比べてみましょう。

比較のため、7本が出揃った2018/10/31の基準価額を一律で10,000としています。

ほぼ2年間の成績ということですね。

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さすが、米国・・・。 

最終日が2020/10/2ですが、この期間464営業日あります。

仮にですが、毎営業日1万円投資したとすると、464万円投資したことになります。

最終日に全部売ったとすると、その時の想定リターンは以下のようになります(運用コストや税金を考慮してません)。

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さすが米国・・・!

圧倒的!

ここ2年何があった?

では、最近の出来事からこの基準価額を考えてみましょう。

なんと言っても今年の2月末~3月のコロナ・ショックですよね!

2018年のクリスマス・ショックがただの調整に見えますね笑

 

さて、上の想定リターンで米国、先進国、全世界という順に良かったのは、単純に米国の株がいっぱい入っている順です。

先進国の約7割、全世界の約6割が米国株です。

コロナによる生活の変化がありましたが、先日、GAFAM合計の時価総額東証1部全銘柄の時価総額を超えたという報道もあったように、これらの企業は相変わらず、米国経済を牽引しています。

素晴らしいサービスを提供しているのと同時に、投資初心者の個人の余剰資金も多く流れたとの事も聞きました(俗に言うロビンフッター)。

もちろん、トランプ大統領の政策、コロナ対策により株価が上がっている側面もあります。

 

あとは、「バランス(8資産均等型)」の運用成績がイマイチなのが目立ちます。

これは成績の良い先進国の割合が12.5%しかなく、更にリート系(国内、海外それぞれ12.5%)、や新興国が足を引っ張っているためでしょう。

圧倒的な米国株式がいい? 

この期間で言えば誰がみても米国株式(S&P500)がいいでね。 

参考に以下に日経平均とダウ平均の推移を貼ります(S&P500でなくすみません)。

米国はリーマン・ショックあたりから物凄いパフォーマンスであることがわかるとともに、何だか日本のバブルと同じような傾きにも見えますね。

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各ファンドの特徴を考えて選択すべし

さて、過去から未来を考えるのは重要ですが、あくまでも過去です。

積み立てるファンドは、各ファンドの特徴を考えて選択しましょう!

超簡単にですが、まとめるとこんな感じです。

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実質コスト、流石に安いです。

長くなりそうなので、各ファンドについてポイントだけ書きます。

 

今後も米国が成長し続けることに賭けるなら、「米国株式(S&P500)」一択でもいいです。

ただし、CMで米国株投資を煽っているようなものを見ますが、既に高値圏にある感は否めず、いつまでも近年のメチャクチャな上がり方を続けるとは思えません。

そこは気をつけたほうがいいです。

例えば、1990年代後半から2000年代には株価はあまり上がっておらず(むしろリーマン・ショックで下落)、こういう時期が来てもおかしくないと思います。

とは言え、長期で持つなら第一候補筆頭であり、私も本ファンドは積み立てています。

 

先進国株式、全世界株式は、どこまで分散させたいかでお好みです。

迷ったら、世界に投資できる「全世界株式(オール・カントリー)」でいいと思います。

何となく日本に住む身としては「全世界株式(日本を除く)」を選ばれると悲しいです・・・。

 

私は「新興国株式」にも一部積立してましたが、来月から「全世界株式(3地域均等型)」に乗り換えようと思います。

調べてみて思いました。

新興国はコストが高いので、新興国を1/3含んだ「全世界株式(3地域均等型)」でコストカットするのが狙いの1つ。

もう2つ「全世界株式(3地域均等型)」のいいところがあります。

1つ目は、リバランスをしてくれることです。

リバランスとは、文字の如く投資対象のバランス調整のことですが、増えたところを売って、減ったところを買ってくれます。

つまり、安く買って、高く売るを自動でやってくれるわけです。

超親切!

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2つ目は、米国の投資比率が2割り程度と低いことです。

全世界系だと、どうしても経済規模の大きな米国への投資比率が大きくなりますが、「全世界株式(3地域均等型)」は先進国の投資比率を1/3にすることで米国の投資比率を下げています。

そういう意味で、本当にいろんなところに分散した投資ができていますね。

 

最後に「バランス(8資産均等型)」ですが、「全世界株式(3地域均等型)」同様、リバランスが効くファンドです。

ただ、個人的には特におすすめしません。

若い世代には、債権比率が3/8と高すぎる感じがします。

長期保有するなら、最もパフォーマンスを期待できるのは株式であり、債権はこんなにいるのかな、って感じです。

逆に、長期保有できない方には、新興国やリートの入っていない、より安定性の高そうな「バランス(4資産均等型)」がいいと思います。

まとめ

アメリカに賭けるなら、「米国株式(S&P500)」!

無難な「先進国株式」と「全世界株式(オール・カントリー)」!

「全世界株式(日本を除く)」は悲しい・・・。

「全世界株式(3地域均等型)」が面白そう!

 

ということで、「全世界株式(3地域均等型)」を積み立ててきまーす!