ほぼ全ての個別株を売りました②/今後の対応
「ほぼ全ての個別株を売りました①/新型コロナへの敗北 」で書いたように、暴落からの戻りがあった3/27にほぼ全ての個別株を売却しました(年初来マイナス、ちょっと含み益状態)。
ただ、これは完全撤退ではなく、一時撤退です。
一時撤退した理由の1つ目は、「ほぼ全ての個別株を売りました①/新型コロナへの敗北 」に書いたように反省も込めてのポジション解消でした。
戦略的に選択しての売却ではなく、一度リセットする意味でポジションをほぼ全部解消しました。
2つ目の理由は、資金が限られている弱小投資家として、今後の相場に対応するためです。
本記事では、2つ目の理由をメインに書きたいと思います。
2番底を想定
権利付き最終日の3/27に配当金を捨てて一時撤退したのは、これからまた下に行くと思っていたからです。
直近の底値が、3/19の16,552円。
底値を割るかはわかりませんが、下に行ったときに段階的に買い下がるために、ポジションを解消してキャッシュにしました。
もし上に行ったときは、投資信託は持っているので、個別株は諦めることとしました。
想定するリスク要因
現在、私が把握している大きなリスクは2つです。
一気にきていますが、この2つは別物です。
本当に最悪のケースとして、前者は世界経済の停止による韓国やイタリアレベルの国家のデフォルト、後者は原油国を中心とした第三次世界大戦かなと思います。
おそらくそこまではないと思いますが、その数歩手前くらいまでは有り得る話だと思います。
特に、新型コロナが長期化しそうな気配があるので3番底も見据えた資金管理をしていきます。
逆に上がる要因はある?
もちろん、一番の上がる要因は新型コロナに対する特効薬、ワクチンの開発です。
ただし、特効薬なんてそう簡単に短時間でできるものではなく、現実的にはアビガンなど既存薬の有効性証明かと思います。
そして、各国のロックダウンによる感染スピードの鈍化も材料になるかもしれません。
あと、原油安の方は産油国の喧嘩による協調減産破棄が原因なので、経済に大きく影響する前に仲直りからの協調減産再開がベストシナリオです。
今現在、世界各国による金融緩和で世界中にお金が溢れつつあります。
リスクオフなので株は下がっていますが、ポジティブなニュースが出たら一気に吹き上がることも有り得ます。
2019年末にバブルバブル言っている人がいましたが、全然違いました。
特に日本は指標的にそこまで割高でもない状況でした。
しかし、今回はこの金融緩和マネーがあるので、何もかもうまく行けば爆上げからの本当のバブルが来る可能性があります。
つまり、上か下かどっちに行くかわからないということです笑
筆者はどうするか
今の所、日経平均が17,000円を割る頃にエントリーするつもりです。
ただし、5月上旬くらいまでは下目線だと思っています。
絶対の根拠はなく、「ほぼ全ての個別株を売りました①/新型コロナへの敗北 」で書いたとおり思い込みはダメですが、3月末決算の企業の業績が出揃い始めるのがこの頃です。
更に、1~3月期の四半期GDPの1次速報が5/18予定です。
これらの日付には新型コロナによる経済的ダメージが明確になり、経済指標も更新されますので、その前くらいに二番底をつける気がします。
なので、ここから1ヶ月程度で17,000円以下になるのをじっくりと待ちながら、買うときも少しずつ買うということにしていきたいです。
因みに「リスク要因」で書いたようなことが起これば、ここから更に大暴落もあり得る気もします。
「リスク要因」に書いたようなことが起こるにはもっと時間がかかると思うので、爆上げは取りたいですが、乗り遅れてもしょうがないという割り切った気持ちで資金管理は徹底していきます。
投資信託はどうしたか
我が家には、私と妻の2つの積立NISA口座があり、投資信託を購入しています。
しかし、2019年はNISA枠を満額使っていませんでした。
株価が高いと思っていたからです。
しかし、今回の暴落で、満額設定に変更しました。
加えて、特定口座でも買い増しを始めました。
更に、会社でやっている企業型確定拠出年金もキャッシュでキープだったものを株に変更しました。
長期目線であれば、下落時こそ買うべきです!
下落時に個別株のリスクが読みきれない私のような素人は、指数連動型の投資信託を買えばいいのです。
なお、積立とは本来タイミングを見てコロコロ設定を変更することは、パフォーマンスを下げると言われています。
筆者は遊び心でやっているだけなので、ご注意ください。
まとめ
日経平均が17,000円を割ったら個別株にゆっくりエントリー。買い下がる。
爆上げしない限り投資信託は買い増し。
それでは。