大治郎 純米吟醸 迷酒/畑酒造【日本酒備忘録1本目】
新型コロナのせいで、外出しづらく、お酒の消費量が少し増えております。
さて、そんな昨今、畑酒造さんの「大治郎 純米吟醸 迷酒(まよいみず)」を飲みました。
2020BYの生酒です。
色んな温度で試してみましたが、とても美味しく面白い日本酒でした。
特に冷やして飲んだときの酸と甘さがすごく印象的でした。
※この備忘録は日本酒の出来を評価するものではなく、日本酒大好きな筆者の勝手な感想です。
品名 :大治郎 純米吟醸 迷酒
精米歩合 :55%
アルコール度 :17度
製造者 :畑酒造有限会社
価格 :1,760円(税込)/720 ml
おすすめポイント :冷やして飲んだときのしっかりとした甘みと酸味
冷やして飲んだら?
口に入れて程なく、しっかりとした甘さと酸さがじんわりと広がる日本酒です。
甘さと酸はパンチのある部類なので、食中酒でもいいですがお酒単体で楽しめるタイプかと思います。
口の中で少し転がすと、よりそれらを感じることができると思います。
パンチのある反面、山田錦を使用しているのが効いているのか、くどい雑味が後に残ることもないのでドンドンいけます。
名前の通り、終わりにしようと思っていても、もう一杯飲むか迷ってしまうような日本酒ですね笑
すこし温めたら?
米感は冷えてるときより強くなって面白いのですが、同時にアルコールも強くなるためか、甘さと酸が弱くなります。
美味しいですが、冷えた状態で楽しむ方がこのお酒の良さが活きる気がします。
レンジで暖めると?
熱くなりすぎるとこのお酒の良さの1つの甘い酸は消えちゃいます。
ただ、それも米の穏やかさを感じてありっちゃありです。
加熱後に少し温度が下がると酸も復活します。
一度温度が上がってアルコールが飛ぶので、酸が際立っておりワンチャン有り(?)かもです。
畑酒造さんにお邪魔して買ってきた
実はこの「大治郎 純米吟醸 迷酒」ですが、ちょっと前に飲んだ畑酒造さんの「よび酒(みず)」がとても美味しかったので、気になっておりました。
「よび酒」は吟吹雪の精米歩合60%の生酒なので、山田錦の55%の生酒の「迷酒」と比べると綺麗さは劣る代わりに複雑味と力強さがある美味しいお酒でした。
というわけで、畑酒造さんの近くを通ったときに足を伸ばして行ってきました。
入口から入ると、酒瓶が並べてあり、運転者でなければ試飲させてくれます。
因みに奥に見えている杉玉は 自家製らしく、毎年枝を取りに行くところから作っているそうです。
なんか、The日本酒って感じで粋ですね!
どちらの日本酒も美味しいので出会ったら是非試してみてください。
それでは。