2児の父は、休肝日200円積立てる

育児、お酒、お金などのことを気ままに発信。休肝日は「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」に200円を積立てている。

休肝日に200円積立てる減酒法

筆者は休肝日に200円をインデックスファンドに積立てるという減酒法を実践しています。
飲酒することの「コスト」と積立てという「成果」を意識させるこの減酒法は、何となくで毎日飲酒していた筆者にとって効果覿面でした。

「お酒は楽しむもの!」

「やめない、でも、減らしたい・・・」
そんな私と同じ思いをお持ちの皆さんに参考にしていただければ嬉しい限りです。

① お酒への危機感

大のお酒好きの筆者は、毎日何となくでお酒を飲んでしまっていました。
居酒屋でもないのに、一人「とりあえず生」状態です。
しかも、飲み始めるとビール1本では終わることは稀です。
2本目のビールにいったり、日本酒、果てはウィスキーにいったり・・・。
飲みたくて飲むのならいいのですが、何となく飲んでしまうんですよね!
何となくのために、人生で重要なもの(お金であったり、健康であったり、時間であったり)を浪費したくない。
これでは良くない、という漠然とした危機感を感じていました。

② 記録で見える化、成果を積立て

過去にもお酒を減らそうとしたことはありました。
その時は、休肝日を記録することで減酒していて、始めた当初はそれなりの効果がありました。
ただ、記録して見える化するまでは良かったのですが、すぐに飽きてしまいました。
お酒を減らしてもご褒美感がないというか、ゲーム性がなく達成感が弱いというか・・・。
そこで満を持して考えついたのが、「記録で見える化にプラスして、お酒を飲まない日は「成果として200円をインデックスファンドに積立てる」ということでした。
積立てる対象はファンドである必要もなく、普通に現金でも成果はあると思います。
現金の場合は、「禁酒預金」といったところでしょうか笑

③ 世界経済と共に成長するお酒代

筆者が積立てる対象として選んだのは、世界経済に連動して価値が上下するインデックスファンドのeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」です。
このeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」を禁酒ファンドと呼ぶこととしました。
それでは、禁酒ファンドに「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」を選んだ理由を簡単に書いておこうと思います。

選定基準は3つ。
1.開始時点で私が積立てていなかったファンド
2.積立てる価値のあるファンド(手数料が安く、純資産がそこそこある)
3.一つの地域のみではなく、世界経済に連動するファンド

これを満たすいくつかのファンドから「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」を選びました。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」は世界経済に連動するインデックスファンドなため、禁酒ファンドのコンセプトは「世界経済と共に成長するお酒代」ということになりますね!
現金のままでなくてインデックスファンドに積立てることを選んだのは、このコンセプトが面白いと思ったからです。

選んだ後に気づいたのですが、このファンドはFund of the Year 2019の1位に選ばれていました。
まぁ、良いファンドですよね。

なお、記録した成果は、一括で月初に翌々月分の積立てとして注文しています。
記録自体も成果の見える化の意味がありますが、注文するためにも記録は必須なのです。

④ 積立金額200円の理由

積立額ですが、なぜ100円ではなく200円にしたのか・・・。
ぶっちゃけちゃんとした理由はないです。
が、一応以下のように考えて決めました。

1. ビールと第三のビールの価格の間くらい。
2. 100円だと少なすぎる

1についてはそのままですが、ビールもしくは第三のビールの値段は100~300円くらいなので1本200円での計算はそれ程おかしな設定ではないと思います(たいてい1本では終わりませんが・・・)。
2について補足です。
例えば100円積立で月に20日お酒を飲まない場合、20年で48万積立てることになります。
仮にリターンを4%と見積もった場合、20年後の資産価値は73万程度です。
これではちょっと寂しいので倍にしました(20年後の資産価値は146万程度)。
積立ては少額ですが、豪華な旅行にでも行けそうな金額ですね。
因みに積立の計算は楽天証券で登録等無しで簡単にできますので、やったことない方はぜひお試しください。

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⑤ 実際にやってみた感想

正直に「これは続くかもしれない!」と思っています。
この試みは2020年1月中旬に思いつき、既に1ヶ月程度経ちますが、例えば、2月の禁酒実績は16分の8でちょうど半分禁酒しています。
まだまだ半分ですが、毎日飲んでいた筆者からすると大きな進歩です。
何よりも大きな成果は何となく飲むことが減ったことです。
今まで、別に飲みたくなくても「何となく飲もう」になっていたのが、「飲みたくないなら止めよう」に変わりました。
お酒を飲むとお酒代にプラスして「200円の投資機会の損失」もついてきます。
良い歯止めがかかっているのです。
この調子で、お小遣いレベルの資産と健康を築き上げたいと思います。
そして、お酒は程よく楽しみましょう!

それでは。